2011/05/05

火事場泥棒を堂々とする韓国政府

水説:韓国が狙っている=潮田道夫

<sui-setsu>

今度の震災で自動車やエレクトロニクス製品に不可欠の素材・部品メーカーが被災し、その結果、日本だけでなく世界中の工場の完成品の生産ラインが止まってしまうという事態になった。

日本の素材・部品企業には世界シェアの過半を占めるところが多く、それなしでは自動車もスマートフォンも製造できない。日本製造業の強みは完成品よりむしろ素材・部品部門にある。貿易黒字のモト、日本経済の宝物だ。

海外勢が、震災で部材供給が止まったのを機に攻勢をかけている。韓国政府は日本の素材・部品メーカーは韓国に工場を分散しリスク分散すべきだと提案してきた。これに賛成する人もいるそうだが、何を考えているのやら。

韓国は完成品ではサムスン電子など強大な企業を有するが、素材・部品の多くを日本に依存、それによる巨額の対日赤字が問題化している。このため、「部品・素材競争力総合対策」に着手、10大核心素材を選定し18年までに日本を追い越す計画だ。

これまでのところ、海外勢の目立った侵食はない模様だが、素材・部品の供給停止が長引くと何があるか分からない。今回、核心技術の海外流出を防止するため、日本企業同士が「生産委託」で共同防衛する構えなのは心強い。

ユニークなのは、被災で顧客企業に納品できなくなった日本企業が別の日本企業に、製品のマル秘の製造情報を含め一時的に渡して委託生産してもらう。しかし、期限終了後は顧客も製造情報も返還してもらう、という取り決めをすることだ。

海外企業にこうした委託生産をすれば製造ノウハウも顧客も奪われる。しかし、この場合、経済産業省が仲介するためルール違反は起きない。万一そんなことをすれば、その企業は「日本株式会社」のなかでつまはじきにあって存続できなくなる。

いかにも日本的、というか日本でなければ不可能な手法だが、非常時に市場まかせにしておくのは危険だ。危機はすなわち公的部門の出番である。前例にとらわれず大胆に動く必要がある。海外への技術流出防止にむけてのスキームは近ごろ評判の悪い経産省として上出来ではないか。

これまでのところ、日本産業の「奥の院」への蚕食は軽微なようだ。しかし、完全復旧まであと数カ月は要するから、油断はできない。

要注意なのが海外資本による買収だ。「平成の開国」をいう以上、市場原理は無視できないが、それはそれこれはこれである。買収にも「良い買収」と「悪い買収」があるだろう。(専門編集委員)

めずらしく毎日新聞がまともなこと書いてやがるw でも、これって極めて当たり前の事なんだけどね。中国も韓国も、甘い顔して引き寄せるだけ引き寄せておいてから、逃げられなくなった時点で法律をコロッと変えて全て奪ってしまう。そんな事を日本に対してこれまで繰り返してきた訳で、お人好しの日本の企業でさえ中国韓国に工業を出す事のリスクはそろそろ理解してきていると思うけどな。付け加えて、この韓国政府のやり口で気に入らないのは、こういう日本の非常時を利用して汚い事を狙っているって事だ。まあ、韓国に対して紳士的である事を求める事自体が間違いなんだがねw 駅前の焼け野原に勝手に居座って土地を強奪し、駅前がいつの間にかパチンコだらけにしてしまった韓国人のやりそうなことだよ。まったく気持ち悪い。

あともう一つ気持ち悪いのは、韓国人のそういう薄汚い思考回路を理解してか、理解してないのか、民主党政府がその片棒を担ごうとしている事だよ。 内部を三国人に乗っ取られている民主党なんぞが政権与党を担っているってのは、俺にとっては罰ゲーム意外の何物でもないよ。あと2年半、こうやって民主党が日本をぶっ壊そうとしていくのを、どうすれば防げるのだろうかねぇ・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿