2014/10/10

今年のノーベル化学賞について思うこと

今年のノーベル化学賞は、青色発光ダイオードに尽力した日本人3名に授与されることになったしかし、元々の発光ダイオードに関してはノーベル賞は授与されていない。そもそもこれでいいのか?

次に、青色発光ダイオードといえば、中村修二氏。中村修二氏といえば、日亜工業との巨額の報奨金を巡る訴訟。「青色ダイオードは中村修二氏の尽力で工業化された!」という報道が当たり前のようになされているが、俺の理解では、それは全くの事実誤認であり、ついでに中村修二氏が大嫌いだw

日経新聞に、この訴訟について、中村氏と日亜工業の両者から主張が出ているので、併記しようと思う。

◆日亜化学工業社長の小川英治氏の主張
 http://techon.nikkeibp.co.jp/NEWS/nakamura/mono200404_2.html
◆中村修二氏の主張
 http://techon.nikkeibp.co.jp/NEWS/nakamura/mono200404_1.html

どちらの主張が正しいか、それは読者の判断にお任せするが、大切なポイントは押さえておきたい。
小川社長は、日亜化学工業は中村氏に十分に報いたとし、その内容を説明している。
一方、中村氏は、小川社長の主張に対して反論は全くしていない。しかしながら全て無視した上で、もっと寄越せと要求している。

俺には、小川社長の主張に十分に説得力を感じた。一方、中村氏は感情的にデカイ声でごねているようにしか見えない。

ノーベル賞の受賞者は、今回3名。中村氏はその一人に過ぎない。しかも、天野氏を受賞者に加えている。大学院で25才の時の研究室で出した成果を、研究室のボスと共に評価されている。青色ダイオードは、中村氏が「存在しなくても」発明されており、工業化もされている。すると、むしろ中村氏が受賞者に入っていることの方が不思議。今までの中村氏の発言を見ているに、ただ声がデカイだけだと思った。科学者として偉くなるには声がでかくないといけないのかねぇw でも、中村氏みたいな自己主張の強いモンスターが、数多く出てくると日本の産業は間違いなく疲弊するよな。だから、国会で特許は企業に帰属するというルールを改めて明記する法律を出そうとしているんだね。

ノーベル賞も、こういう人選を繰り返していくと、賞の尊厳自体が削られていくんだと思うね。それから、日本人は賞に重きを置きすぎw ただの民間の賞だよ。賞金が大きいだけの。1億だっけ。でも3人で割るんだから3000万。京セラの稲森氏が出している京都賞は、一人5000万だ。京都賞も100年続けば、ノーベル賞と肩を並べるようになったりして。というか、稲森氏は最初からそれを狙ってたりして。

2014/10/06

Q.左翼はなぜ力を失ったのか A.馬鹿だから

左翼はなぜ力を失ったのか(JB Press)
この記事に対する2chの反応はこれ。
記事読んだ瞬間に、「馬鹿だから」って思いついたのねw
で、ページ内で検索かけたら、2レス目を始めとして、みんな同じ事書いているw
ああ、思う所は同じなんだろうな、とw

いやね、右翼でも左翼でもいいのよ、きちんと俺を説得してくれれば。別に俺は右翼じゃないよ、でも左翼のうさんくささは目に余るもの。あ、ちなみに街宣車の右翼は、中身が朝鮮人なのは知っているから、右翼とは捉えていないよw まあ、保守なのかなぁ。


2014/10/05

軍隊はもっと冷徹だぞ >左翼バカ

社会評論家・小沢遼子氏が御嶽山の救助中止を非難「自衛隊は軍隊じゃない」
 2014年10月4日 7時0分 トピックニュース 
社会評論家の小沢遼子氏が自衛隊を痛烈非難 「自衛隊は軍隊じゃない」
トピックニュース
3日放送のラジオ番組「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)で、社会評論家の小沢遼子氏が、御嶽山で行方不明者の捜索を中止した自衛隊を非難した。
先月27日、長野県と岐阜県の県境に位置する御嶽山(おんたけさん)が噴火し、これまでに登山者47人の死亡が確認された。
3日現在では、約20人の行方不明者がいるとされており、自衛隊が捜索を行う予定だったが、雨の影響で中止となった。江渡聡徳防衛相は3日午前の会見で「特に雨がきついので、土砂崩れなどが起こったりして2次災害がないことを祈っている」と理由を述べている。
そうした状況の中、小沢氏は「今日も中止しているでしょ?危ないとかって言うんで。自衛隊の人達が一生懸命やってくださっている。だけど度々中断しているじゃない。『あ、やっぱり日本は自衛隊なんだ』って思いましたよ」と、話し始めた。
森本が「どういう意味ですか?」と訊ねると、小沢氏は「これはイスラム国に行って、いつ爆弾が飛んでくるかわからないところに人助けに行けるようなあれじゃないと。だからきっと安倍さんも見ていてね、国会で集団自衛権の問題は言わないじゃないですか。あれは無理でしょう」と、集団的自衛権の問題に絡めた。
続けて小沢氏は「アメリカの潜水艦がやられているところに突っ込みます?上から石が落ちてくるかもしれない。風が吹いてくるかもしれない。毒ガスの臭いがするかもしれない。それで近づけない軍隊は軍隊じゃないですよ」と、自衛隊の姿勢を痛烈に非難。
さらに小沢氏は「私は安心しました。これは無理だと。むしろ日本でこういうことがあったときに、ガスマスクだとか、ヘルメットだとか。そういうものを持っているレスキュー隊として活動していただくのが自衛のためには一番です」と持論を展開。
森本は「本当にね。ちょっとの風が吹いたり、雨が降るとやめちゃう自衛隊だったら、そりゃ戦時のところには行けないっていう理屈ね」と小沢氏の発言をフォローした。
なんか勇猛果敢だったら軍隊!みたいな理解を小沢遼子はしているみたいだが。俺が救急救命士とかと話した際に理解したニュアンスと全く違うぞ。

災害現場に「助けることができる人たち」、自衛隊かもしれないし救急救命士かもしれない、が来た場合に、まずは救助する人のランク付けから始まるそうだ。そして、「助ける側の戦力」と照らし合わせて、最大数の助けられる方策を決めるそうだ。患者Aは医者がつきっきりで一時間がんばれば30%助かるかもしれない。助かるってのは、死→生、って意味な。患者Bと患者Cは、医者がつきっきりで30分ずつ頑張れば、20 各々30%の確率で死→生となる。この場合、患者Aは、ほっときゃ死ぬんだろうが、戦略的に、自動的に、放置される。トリアージや、START法で調べてみるといい。冷徹なシステムに驚くはずだ。

これが、災害現場の現実なのだそうだ。処置する人と、放置しておく人に、次々とラベルを付けていくんだそうだよ。黒ラベルされたら放置決定。

さて、噴火している火口に、1週間いて生きていると思うか?自衛隊員の命と天秤にかけて、自動的に「黒ラベル」だろ。

小沢遼子の自衛隊、軍隊でもいいんだが、そのとらえ方自体が間違っているんだよ。軍隊程、あるいは軍隊に近い組織になるほど、「情」は関係なくなるんだ。命を冷徹に天秤にかけるんだよ。そこに、勇猛果敢や、かわいそう、って概念は排除されてくるんだ。小沢女史は、軍隊ならば卑劣に勇猛果敢、自衛隊なら根性無し、ってレッテル張りしたいんだろう?そこには、子供のような、自衛隊嫌い!って認識しか垣間見えない。

自衛隊の戦車が何で噴火の災害地に行く?等とたわけたことを言っている評論家もいたな。何の評論家かしらんが、アレも似ている。あの状況を、災害のプロが、あるいは軍人が、評価して、行くなら装甲車だよね、と決定したわけだ。そこに、おまえに何がわかるっていいうような声のデカイだけの評論家が、一々物言いをつけているのに腹が立つ。

まあ俺がちょっと考えてもさ、水蒸気爆発していて、硫化水素ガスが出ていて、火砕流の可能性もあって、完全に現場に行けなくても少しでも現場に近い位置に安全地帯を確保するという事を考えるなら、アルミ製ではなくて鋼鉄製(アルミは高温で強度が低下する)の、装甲車(タイヤは使えない、BC兵器に対処できなくてはいけない)、高温にも短時間なら(時間と温度の兼ね合いだろうが)耐えられる、火山弾にも少しなら耐えられる、となると、鋼鉄製の装甲車を選ぶだろう。ただし、どこまで最前線に出向けるかは、その時の火山の状況に応じて、逐次前進したり後退したりを繰り返す必要があるだろうが。

この評論家って商売は、何にでも文句付ければいいと思っているのかね。テレビがチヤホヤしすぎたのが勘違いの元なんだろう。素人のご意見なんて聞いちゃいないんだよw プロのご意見や解説が聞きたいんだ。かわいそうねー、そうねー、なんて井戸端会議をテレビで見せられるから、TVのスイッチも消せってことになる。

そういえば、もう、半年以上TVは見ていないなぁ・・・

(追記)
御嶽山への自衛隊派遣、口を挟むとサヨク?(東洋経済)
東洋経済のご意向に沿う「軍事ジャーナリスト」からの援護射撃きたw
いや、頑張って自分たちの意向に沿うご意見の「軍事ジャーナリスト」を探してきたというべきだろうか。一応きちんと読んで見たが、JSF氏のご意見の方が圧倒的に説得力あるなぁw

ジャーナリスト様であっても、見当外れなご意見はきちんと批判しなければならない。批判を許容しないその姿勢こそ言論封殺だろう。加えて問題なのは、影響力とタイミング。一応TVに顔出している評論家様なんだろう。だとしたら、その意見、発言には責任を持たねばならない。文句付けるだけ文句付けて、批判されると発言撤回して、「せんもんかじゃないしぃ~」、でケツまくる。これが、責任を持っている事になるのか?もう一つ、タイミング。今、現在進行形で作戦行動中なのだよ。全てが終わった後に、その作戦内容について検討がなされるのは確かに大切だが、今の時点で、影響力の大きい者が無責任な発言をするべきじゃ無い。全く、大人のやることじゃないよ。だからネットで批判されているんだよ。東洋経済はそんな事もわからんのかね。俺の中で、随分と報道機関としての株が落ちたよ。まあ、最近は提灯記事ばかりで、噂話、あるいはそう書いて欲しい誰かがいるのね、位にしか捉えていないがw

2014/09/26

経済的理由じゃないだろ

経済的理由の大学中退増加=2割超、格差など影響か―文科省

時事通信 9月25日(木)17時7分配信 
 大学や短大の中途退学や休学の原因として、学費を払えないなど「経済的理由」を挙げる学生が増え、2割を超えたことが25日、文部科学省の調査で分かった。同省は「景気低迷や親の収入格差などで、学費を支払う余裕のある家庭が減っているのでは」と分析しており、無利子奨学金の拡充や、奨学金の返済方法の柔軟化を進める方針。
 全国の国公私立の大学、短大、高専1191校のうち1163校が調査に回答。2013年度の在籍学生約299万人のうち、中退者は7万9311人(2.7%)、休学者は6万7654人(2.4%)で、ともに07年度の前回調査より割合が増加。授業料滞納者も1万人を超えた。
 中退の原因は、経済的理由が前回から6.4ポイント増の20.4%と最多に。私立では22.6%に上った。休学理由でも15.5%と最も多く、7割以上の学校が、授業料減免や分納などを相談する学生が増加していると回答した。 

いや違うね。
まともに学校に通わないで卒業できなかった奴らが、退学するのに見栄えがまだマシな理由を選んだだけ。「だって、経済的に無理だったんでしょうがないんですよ」って言い分けしたいだけ。

それから、格差言うなら、

消費税を辞めさせろ
格差を広げる税システムだろ。格差を小さくしたいなら累進課税。教科書レベルの常識だろ。

企業の税率低減を辞めさせろ
この不況下で儲かっている企業に減税してどうする。7割だっけかは赤字で税金払えないから関係なく、その分広く集めるって事は、赤字企業からも集めるって事だ。

2014/08/19

日本の消防のレスキューのレベルってこんな凄いの!?

なんぞこれ!?
紐の縛り方を調べていたら、偶然素晴らしい動画に出会いました。


高画質版はこっち

ロープが生き物の様に空中を舞っている。動きに無駄がない。ワンアクションで個々の動作が的確に終わっている。よく見ると結びの確認動作まで組み込まれている。2名で連携する際に、それぞれの所要時間が計算されていて、同時に動作が終わるから、二人で連携するとちょうど1/2の所要時間で一連の動作が完了している。

この技術、日本全国の消防が使いこなせているのかな?それとも、彼らは大会出場者の上位の特別なレベルの連中なのか。

いずれにせよ、日本人は「技」を極めさせたらガチで世界一だな。そりゃ、ちいさい国でもロシアや中国に戦争で勝ち、アメリカとガチで喧嘩しようとするわ、というかできるわ。元々、日本人の身体的な素質なんて、貧しいものだ。身体は小さい、手足は短い、反射神経は遅い、力は弱い、スピードも遅い。でも、精神が違うんだろうな。たゆまぬ訓練によって、こんなレベルまで達する事ができるんだ。下手なアクション映画見るよりもよっぽど魂が奮い立つよ。

彼らは公務員な訳だから、技を磨いても給料が上がるわけじゃないんだぜ。マスコミさんは公務員をたたくのが大好きみたいだけどさ。彼らは給料が上がるとかそういう目的じゃなくて、モチベーションを保ってこれだけの事をやっている。比べるのも何だけど、中国や韓国でこんなことができるかね?見えない所で手を抜く人間と、見えない所で技を磨く人間の差。

動画のコメントを見て気づいたのだが,日本人よりも外国人の方が沢山コメントをくれているね。それも、賞賛の嵐。これを見たら、忍者の国って信じちゃうだろうし、日本人にあこがれるわ。


俺が女でこんな技術を使いこなす彼らに助けられたら、一撃で惚れちまうね。




2014/06/12

車の自動運転装置

例その1,命の重みの判断は?

あなたの息子が、早朝一人で自動運転の車に乗っている。今のところ、極めて快適だ。あと10分もすれば仕事場に着くだろう。

突然、自動車が警告音を出した。4つのタイヤがバーストして制御不能らしい。このままだと次のコーナーで側道で行列を成して投稿している大勢の小学生の列に突っ込み、複数の小学生の死亡は避けられないだろう。車はふらつきながらも即座に路肩の電柱へ車を誘導した。車は大破し、あなたの息子は即死した。しかし、小学生たちは事なきを得、あなたの息子1名の死亡のみで事は済んだ。

あなたは、納得できますか?



例その2,自動運転の判断の責任の所在は?

その後、あなたが自動運転の車を製造したメーカーを訴えた。自動運転装置は運転手の命を最大限に守るべきである、と。メーカーは裁判の席でこう回答した。

「自動運転装置に責任はありません。そもそもタイヤの整備をきちんと行っていなかった運転者に責任があり、自動運転装置は1名の命と、複数の若い命を比較し、複数の若い命を選択しただけです。極めて理性的な判断です」

あなたは、納得できますか?



俺は、未だに、納得のできる回答を聞いたことが無い。

2014/06/08

石原晋太郎は全然保守じゃねえじゃんw

外国人犯罪を防ぐためには移民への教育が必要と石原慎太郎氏

石原もちょっと勇ましいことを言って、人気とって都知事やってたけど、その中身をよく見れば、よく知れば、売国の皮を被っていましたw いや、もう一つ、ただの馬鹿だ、という可能性もある。

なんで外国人を、日本人の税金で教育してまで日本に入れないといけないの?郷に入り手は郷に従え、っていうだろ。

デフレで苦しんでいる時に、安い労働力を入れてどうすんの?

何で外国人向けに、国家試験の難易度を下げなくちゃいけないの?それで、合格者のレベルは確保できるの?

外人は日本に来たければ、日本のやり方を学び、それに従えよ。

本当の保守ならばそう言うべきだろう。石原は、けんかっ早いだけで、保守じゃないw 本当の保守ってのは、日本の昔からのやり方を尊重する、ってことだ。橋本もケインズに毒された馬鹿だし、維新の会のお仲間は頼りにならないなぁw

2014/05/27

偶然に見える事件事故ほど、実は必然の連鎖、という典型的な例

韓国のフェリーの痛ましい沈没事故がようやく一段落してきた。

以前俺は起こりにくい事故と言うものが、偶然ではなく必然の組み合わせであると指摘した。この韓国のフェリーの事件をよくよく見せてもらったが、まさにこの必然の組み合わせの典型的な例であると思った。

あまりにもストーリーが繋がっている。情けないほどに… 。

フェリーを改造した。それも客室数を増やすために上のほうに鉄の部屋を増設。当然重心は上に移動する。
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荷物を大量に詰め込んだ。規定量の3.5倍。当然、船の復元力は低下する。

この規定量をはるかに超えた積載は船の運航会社の指示だったらしい。現にオーナーは積載用を記したパソコンを初期化し、現在海外逃亡中。
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詰め込んだ荷物を固定しなかった。船が傾いた時、荷物は移動し、その荷物の移動による重心の変化は船の復元力を低下させる方に働く。
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船の運航時刻から遅れてしまった分を取り戻すために通ってはいけない海の難所をショートカットした。
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船長はお昼寝で、操船の初心者に操船させた。
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難所を渡るため、急な舵の操作をした。1度逆に振ってから反対に大きく切る。車で言うと慣性ドリフトに入る操作そのものだな。船をわざわざ沈めたかったじゃないかと思うような操作だ。
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避難ボートが装備されていなかった。しかもその不備を船員たちは把握していた。
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船が大きく傾き、復元力を超えてしまった時、船員たちは集合した。そして自分たちだけが逃げるための打ち合わせをした。
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船員たちはこっそり逃げるために船員の服から私服に着替え無線を使って連絡を取りながら先に逃げた。
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逃げる際に他の乗客が自分たちの避難の邪魔にならないように、その場で止まるようにと放送した。
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そして船員たちはさっさと逃げた。
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そして乗客たちが逃げることもできる時間は失われた。
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ちなみに船員たちは自分たちの小遣いを捻出するために、無断でこっそり客を乗せ彼らから正規料金の割引分のお金をいただいていた。当然誰が乗っているかは全く把握できない。
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韓国には海難救助ができる高度な隊を持っていない。日本政府は通称「海猿」を有しているため、救助の協力を韓国政府に持ちかけたが、韓国政府はそのプライドを守るため協力を断った。船内に閉じ込められているであろう生存者も見捨てたことになる。

さて、非常にレアな事故のようだが、小さな必然の積み重ねによる大きな必然であろう。というか、今まで大丈夫だったのが不思議である。悪魔が暗くて大きな口を開けている。それに気づかずに、いや気づいていたんだろう。自分たちの私利私欲、自分たちだけが助かっればいいという考え、オーナーは儲かりさえすればいいと、船員たちは小遣いがあればいいと、同じ給料ならいかに手抜きをするか、小さなプライドのために日本に頭を下げることを拒み生存者を見殺しにした韓国政府。

まさにクズどもの茶番だ。頭の整理をするだけで、腸が煮えくり返る。

こんな国から、原子力発電所を買おうと言う奴の気が知れない。
こんな国の建築業者が作った家や建物や道路や橋を使おうとする奴の気が知れない。
こんな国の作った自動車なんて信用できるわけがないじゃないか。ボンネットの中をどんな風に手を抜いているかわかったもんじゃない。

(記憶に基づいて勢いで書き上げたエントリーなのでもし事実誤認とかありましたら、ご指摘いただきたい・・・)


2014/05/25

有機ELは筋が悪い(その2)

パナソニックとソニーが有機ELテレビから完全に手を引くらしい。

以前、有機ELは筋が悪い、ってエントリーを書いたが、やっぱり無理筋だったか。ソニー、パナソニック、サムソンが手を引いて、一体どこが残ってんだろう?

久しぶりに城戸先生のブログを覗いて、一連の報道に対する反応をチェックしてみたが、可哀想な位泣き言がすごい。量産に対する問題点として彼は2つ挙げている。1つ目は透明電極としてのTFT基板の問題。もう一つは成膜。お、おう。って感じだな(笑)。正直全く説得力がない。だって、確かにその手の問題かもしれない。しかしながらそのプロセス技術というのは、液晶に関しても適応できるのだよ。つまり、有機ELが、そのプロセスの向上によって、実現可能となったときには、同時に、液晶のプロセスも同時に向上しており、相対的にその戦闘能力も上がってしまっているわけだ

それから、歩留まりが悪いというのは、これも本質的な問題だ。城戸先生は問題を矮小化しているようだが、歩留まりが悪いという事は、途中まで作っていたパネルがパーということなのである。材料が安いから、歩留まりが悪くてもいいや、と言う話ではないのだ。また歩留まりを下げているポイントそれ自体に、致命的な問題点がある。要するに材料劣化によって、ショートするんだろう。つまり、画素の中の一部分でもショートすればその一画素はお終い。液晶の場合は電圧駆動であるから、そもそもそんな問題は生じにくい。この電流駆動という点も問題だな。だってTFT基板を大電力流せるように作らなきゃいけないじゃん。だからこそのTFT基板を作るのが大変なんだろう?

昨年、紫綬褒章貰ったかどうか知らないが、城戸先生すらも威張りん坊病になっている気がする。あるいは、有機ELに未来がないのは本人が実は1番よく分かっていて、それでもその事実を、認めてしまうと、自分が今までやってきたことを全否定することになるわけだから、自分自身に、だいじょぶだぁ、だいじょぶだぁ、だいじょぶだぁ、と、自己暗示をかけている状態なのかもしれない(笑)。

まぁ確かに、うまくいかないからといって簡単に投げ出してしまうようでは、新しい技術は生み出されない。でもそれでは、周りにいる学生さん達が可哀想だ。いや、所詮学生にとっては、その研究は大学でのトレーニングにしか過ぎないのかも知れず、そーゆー意味では、クールにどうでもいいと考えているのかもしれない。

そもそも論として、大変気になるのが、いったいテレビで何見るの? 何かを聞きたい、だから音響機器があるわけだ。何かを見たい、だからテレビがあるのだろう? じゃ有機ELを使ったテレビを使って見たいものは一体何だい? テレビの視聴率が、明らかに下がってきているわけだ。そんな状況でテレビに何十万円も出すと思うのかね。。つまり、見たいものと、見せる装置は、車の両輪だということだ。見たいものがない状況で、見せる装置ばっかり頑張っても、意味がない。

さらに、いくら有機ELで大画面と言ったって、映画館にはかなわない。かなうわけがない。まず映画館では多数の人向けに利用できるが故に、最高級の映写装置が使える。遠近感が麻痺するほど、スクリーンが遠い。複数のスピーカーを使い、音量を大きく、かつ環境音を消すことができる。さてこの同じ環境を、自宅でできるかい? いくら良い有機ELのTVだって無理だ。まず家から作り直さなければならない(笑)。映画って、今1600円だっけ。32万円のテレビだったら、代わりに、映画に二〇〇回もいけるわけだ。。32万円で済むならいいよ。部屋の改造とスピーカーも必要。俺だったら画質あんまり関係ないものは、タブレットで見て、きちんと鑑賞したいものは、映画館で100回も見ればいいと思うね。とはいうが、最近のタブレットのフルHDの液晶画面は素晴らしい(笑)。き

有機ELを照明装置として利用する場合にも問題点があるな。例えば電気屋の、照明装置のコーナーに行って見ればわかる。光っている照明装置を直接見せられて頭が痛くなるだろう(笑)。面の証明は柔かいと言うけれども、直接照明は、面の証明になろうとも、決して柔らかくはならない。インテリアというものは、言い方を変えれば味のあるインテリアというものは、間接照明。これは照明の常識だ。間接照明にするのであれば、平面の照射装置は必要ない。無機ELで十分だ。どうせそっちの方が安いし、寿命も長い。絞ったスポット照明の方がむしろ照明をデザインしやすい。

と、色々愚痴ちゃったけど、技術者ってのはもともと博打うちみたいなもんなんだ。いつもいつも成功が約束されているわけじゃない。だからと言ってあきらめてしまっては進歩がないのも事実。だから大学のような研究機関では、成果主義というのは相性が悪い。だってハイリスクハイリターンだから大学でやる意味があるんだろう?ローリスクローリターンだったら企業でやればいいじゃん。でも産業はそれではいけない。だって給料もらって食って行かなきゃいけないから。だから戦略的撤退というのは、極めて、理性的だと思う。それを無視して、城戸先生は、信じて頑張れ、それ、1本やり(笑)。

理想論もいいけど、エゴイストもいい加減にしてくれないかな(笑)。博打うちは博打うちらしく自分を把握しなきゃ。企業が食って行かなきゃならんのよ。

日本人にとって最大の敵

共通の敵を作るという方法がある。

例えば韓国の場合は日本を敵とみなすことで韓国国内の団結を強めようとしている。ただ彼らの場合はリーダーのふがいなさを隠すためにその方法を使っているかね(笑)。

日本というのは世界で最も神様に愛され、最も神様に意地悪されている、そのコントラストが激しい国土だと思うんだ。美しい時はとことん美しく、過ごしやすい時はとことん過ごしやすく、食べ物が美味しい時はとことんおいしい。そのくせ神様が機嫌を損ねると、台風で吹き飛ばされ、決壊した川に流され、津波に流され、地震で家を潰され、冬の寒さで凍え、雪崩に潰されてきた。要するに日本人の最大の敵が神様だったわけだ。同時に日本人を愛してくれたのも神様だったわけだ。

筋トレの基本として、身体をいじめる、栄養をとる、休養を取る。この3点を繰り返す必要がある。身体を虐めるだけではいけないし、栄養取るだけではいけないし、休養を取るだけでもいけない(笑)。このトレーニング方法は力士のトレーニング方法でもある。早起きして稽古し(身体を虐める)、たらふく朝食を取り(栄養を取る)、お昼寝をする(休養を取る)。それによって、一見デブに見えても実は体脂肪率10%前後の、かつ内臓脂肪が殆ど無い巨大な身体ができあがるわけだ。現在のスポーツ選手にも取り入れられている。現代の言葉で言えば、筋繊維を傷つけ、修復するための栄養を十分取り、休養することにより超回復させる。

さてある民族、集団と考えてもいい、彼らを効率よく強くするにはどうすればいいだろうか。おこがましくも神の視点から考えてみよう。やはりこの場合も先ほどの筋トレの基本、これを踏襲する必要がある。要するに沢山虐め、沢山甘やかし、また沢山虐め、また沢山甘やかす(笑)。これによって強い民族、強い精神、磨き上げられたモラルが作られる。更に強大な敵を外に作る。それにより集団は精神的にまとまる。日本という国土はそれが効率よく行われる国土であったのである。

東日本大震災の際、暴動が起きなかったと世界の人が驚いたらしいが、今までの議論を踏まえてくれば特に不思議なことでは無い。最大の敵は神様なのだ。内輪でチマチマと喧嘩している場合じゃないのだよ。まぁこれは確かに、中国、韓国、北朝鮮の言うところの軍事文化って奴かもしれない。ただし敵は人間などではなく、強大な力を持つ神様だがな。

そういう観点から民族の強さというものを考えてみると、日本以外に、イギリス、ドイツ、ロシアも、似たような環境だったのかもしれない。そういえば、国民性は似たところを感じるかな。

ある意味、最も愛されてきたのかもしれないね、日本人は神様に。

日本人がなぜ強いとかいう、海外のピント外れの解説をいくつも読んで悶々としていたところだったので、ちょっと書いてみた。