2010/10/17

衆愚政治とネット

そろそろ民主党政権になって一年が経つだろうか。今更ながら、昨年の民主党のマニュフェストを見ると笑ってしまうねw ネットで情報収集したり掲示板を見て自分のおつむで考えられる人からすると、「ほれやっぱり無理だった。むしろひどいじゃんw 一票入れた奴、責任とれよw」ってところなんだが。

 ちょいと風呂敷広げる。俺の持論なんだが、国の形として良い仕組みは、正しい王様が支配する国>賢い国民の作る民主主義>アホな国民の作る民主主義>愚かな王様が支配する国、だと思うのね。但し、「正しい」の概念が変化し、また変化への対応が早いのが果たしていいことなのか、あるいは自己修復能力も大切だし、そんな単純な話じゃないのはわかるんだがね。話を戻すけど、今の状況は「アホな国民の作る民主主義」になっちゃっている。

 マスコミ、特に左巻きの新聞の傾向なんだが、ネットを目の敵にしている。ネットの一部分の汚い部分だけを指摘して、「ほら、ネットってだめでしょ」って論調に持っていきたがる。

 ネットってのは、思考の外部化・拡大化を可能にする仕組みなんだよ。コンピュータの膨大なメモリが、記憶の外部化・拡大化を可能にしたように、人と人を効率良く繋ぐネットは、思考の外部化・拡大化を可能にした。

 例えば、君の目の前でかわいい女の子が困っている。さて君はどうする?エロい心、悪い心、優しい心、誇り高い心、めんどくさがりな心、いろんな考えが浮かんでくるのは当然だろ。でもさ、エロい心が浮かんできたからって、そのままエロい心だけに支配されて行動することは、あり得ない。ちゃんと調整して行動するでしょ。ネットも同じ。

 ネットに意味あるのはここから先。人が思考するには、二つの要素が必要だ。一つは「情報」、もう一つは「考え方」。ここで、ネットによる思考の外部化・拡大化が重要になってくる。ネットには、真偽の程が怪しい情報も含めて多くの情報が飛び交うと同時に、色々な考え方も飛び交っている。確かに、「悪い考え方」も飛び交ってるよ。でも、それ読んだからといって「悪い考え方」には染まらないよw むしろ自分は持ち合わせていなかった「考え方」にたまに出会うことがある。そして自分の考え方が進化する。これが思考の外部化・拡大化(俺命名w)

 左巻きマスコミがネットを嫌うのは、国民を自分たちの思い通りにコントロールできないからじゃないのかな?w 自分たちのが上位の存在だと思っている。これって、左巻きってのは結局、貴族政治と同じなんじゃねぇのw ネットの論調として俺が感じていることを要約すると、「マスコミは意見を押しつけるな。正しい情報だけをただ流せ。あとは俺たちで考える」だもんw そりゃ、優等人種の左巻き様はムカつくわなw

 でも、一部成功して、民主党政権になっちまっているわけだが。俺が少し怖いのは、ネットでは民主党政権に対して、失望ではなく怒りが渦巻いているよ。しかも、日々増大している。こりゃ反動が怖いねぇ

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