2013/01/12

規格化された世界は突然死を迎える

JAVAに重大な脆弱性が見つかって,IPAからも使わないように警告が出ている。

「現時点で対策は見つかっていないため、被害を避けるにはJavaの設定を無効にする必要がある」だそうだから,かなり酷い欠点だ。レジストリをいじらないとIEのJAVAが止められないらしい。マイクロソフトにJAVAの止め方を見るとレジストリをいじらないといけないじゃないか。レジストリがなんであるかもわからん人たちがWindowsをいじっているというのに,その人達にレジストリをいじらせるなんてできるわけ無いじゃないか・・・ 俺だってレジストリをいじる時には必ずレジストリのバックアップをとるし,そいでも結構緊張するってのに。実際,レジストリをいじった後に起動しなくなっちゃって,どうしようもなくなってフルインストールしたことが何回もあったからなぁ。でもしょうがないから,IEとGoogle ChromeのJAVAを止めましたよ。

これ,対処できない人,沢山いるよな。ネットをダウンさせるのって,結局そういう対処できない人たちだったりするわけだ。これ,かなりまずい状況が続くって事だよね。こんなんでは何時になっても,インターネットに命を預けられないな。

そんな事が起きているというのに,楽天はJAVAをみんなに学ばせようとしていたねw

いやね,標準に併せることによって効率化を図るという点は,ぱっと見いいよ。でもさ,一つの規格にこだわるって事は,たった一つのウィルスや,たった一つの障害によって全システムがダウンするという危険性を含んでいることを決して忘れてはいけない。色々なシステムがあり,色々な考え方があり,色々な言語があり,それなにりシステム同士が隔離されている。新自由主義的な考え方からすれば,「効率が低いから悪」ということなんだろう。しかし多様性というのは絶滅を避けるために重要な要素だ。

多少効率が悪くたって,システムの多様性を維持することは重要だと思うのだがね。そしてそれは,俺が一々説明するまでもなく,日本人ってのは意識することもなく本来持っている“感性”だと思うのだがね。八百万の神,ってやつだ。だが,どうも楽天は違うらしいw そのうちあんたら絶滅するかもよw>原理主義の楽天さん

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