2010/12/29

喧嘩の仕方


アニメフェアをボイコットした角川が『アニメコンテンツエキスポ』開催! しかもアニメフェアと同日


『東京国際アニメフェア2011』のボイコットした角川が驚きの発表をした。その発表とは角川が3月26日、27日に『アニメ コンテンツ エキスポ』を開催すると同社ウェブサイトで告知。3月26日、27日と言えば、『東京国際アニメフェア』一般日と同じ日で、日程がモロかぶり。

『東京国際アニメフェア』は東京ビッグサイトにて開催、一方『アニメコンテンツエキスポ』は千葉幕張メッセでの開催となる。同日に開催されてはアニメファンもどっちに行けば良いのか迷ってしまうだろう。しかし『東京国際アニメフェア2011』は角川を筆頭に集英社、講談社、小学館などの大手出版社が参加取りやめを表明。今回のボイコット騒動は東京都青少年健全育成条例改正に反対するもので、『東京国際アニメフェア』実行委員長である石原慎太郎氏に向けてのメッセージでもある。そのため多くのアニメファンが『東京国際アニメフェア2011』は大丈夫かと不安視する中、今回のように別イベントの開催となった。来年からは『アニメコンテンツエキスポ』が注目されるかもしれないぞ。

参加予定企業は以下の通り。今後集英社や講談社なども参加する可能性がある。

【アニメ コンテンツ エキスポ準備委員会】
株式会社アニプレックス
株式会社アニメイト
株式会社角川書店
キングレコード株式会社
ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
株式会社フロンティアワークス
株式会社マーベラスエンターテイメント
株式会社メディアファクトリー
(五十音順)


ガジェット通信では『東京国際アニメフェア』と『アニメ コンテンツ エキスポ』両方に取材に行き比較してみたいと思う。

(ガジェット通信より)



角川も喧嘩の仕方を心得てますなw いいぞ、もっとやれw

俺的には、東京都と一連のマンガ・アニメ業界の対立を見ていると、ちょっとお互いに論点がずれているんだよな。

まず、アニメ業界の主張に足りないところ。まず、変態アニメ・変態マンガを18歳未満に売ってはいけませんってのは、これにはアグリーだろ?じゃあどうすればいいか、マンガ・アニメ業界も真剣に考えるべきだろう。その議論を出して対案を出してこそ、石原の偏った主張に対する抗議が意味をなすってもんだ。

次に、石原のやり口のまずいところ。何故、マンガ・アニメだけきつく規制して、小説、映画にはゆるゆるなの?しかも、石原は小説書き出身なんだからさ、小説をエコヒイキしている、って反感買うのも予想できんかったんかいw しかも、石原本人が変態小説を沢山書いていたしw それから、“具体的にどういう線ひきを、どういう方法で”ってのがごっそり抜けている。これじゃあ、あとから緩くも厳しくも、東京都の一存で右往左往することになるだろう。歴史的に見て、言論封殺の第一歩は、こういう規制の仕方で始めるもんなんだよな。

法律ってのは、人のさじ加減がはいっちゃまずいのよ。

例えば、駐車禁止に30分無断で留めたら、機械的に罰金、ってきっちり運用したら、警官をうらみますか?実は恨まないんだよ。これアメリカのケースね。でもね、あるときには、2時間無断で留めてましたけど、警官は見逃してくれました。あるときは、1時間で捕まりました。つかまるか、つかまらないかは、警官の気分次第、コネ次第。でも、30分よりは全然甘いとしよう。でも、人ってのは、警官を恨むようになるのだよ。それが、人間の心理ってもんなのさ。

まあ、コンテンツもってんのはマンガ・アニメ業界だし、このコンテンツがもしかすると、アメリカのディズニーやハリウッドのように莫大な金を生み出す可能性を秘めているのは確かなことだ。妥協するとしたら、石原だろうね。じゃないと、本当にマンガ・アニメ業界が、ごっそり移動しちまいますぜw 別に製造業や装置産業じゃないからね。登記上の本社だけ移転するとか、軽く逃げられて、石原の失策が歴史に残ってしまうぞw

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