2014/05/25

日本人にとって最大の敵

共通の敵を作るという方法がある。

例えば韓国の場合は日本を敵とみなすことで韓国国内の団結を強めようとしている。ただ彼らの場合はリーダーのふがいなさを隠すためにその方法を使っているかね(笑)。

日本というのは世界で最も神様に愛され、最も神様に意地悪されている、そのコントラストが激しい国土だと思うんだ。美しい時はとことん美しく、過ごしやすい時はとことん過ごしやすく、食べ物が美味しい時はとことんおいしい。そのくせ神様が機嫌を損ねると、台風で吹き飛ばされ、決壊した川に流され、津波に流され、地震で家を潰され、冬の寒さで凍え、雪崩に潰されてきた。要するに日本人の最大の敵が神様だったわけだ。同時に日本人を愛してくれたのも神様だったわけだ。

筋トレの基本として、身体をいじめる、栄養をとる、休養を取る。この3点を繰り返す必要がある。身体を虐めるだけではいけないし、栄養取るだけではいけないし、休養を取るだけでもいけない(笑)。このトレーニング方法は力士のトレーニング方法でもある。早起きして稽古し(身体を虐める)、たらふく朝食を取り(栄養を取る)、お昼寝をする(休養を取る)。それによって、一見デブに見えても実は体脂肪率10%前後の、かつ内臓脂肪が殆ど無い巨大な身体ができあがるわけだ。現在のスポーツ選手にも取り入れられている。現代の言葉で言えば、筋繊維を傷つけ、修復するための栄養を十分取り、休養することにより超回復させる。

さてある民族、集団と考えてもいい、彼らを効率よく強くするにはどうすればいいだろうか。おこがましくも神の視点から考えてみよう。やはりこの場合も先ほどの筋トレの基本、これを踏襲する必要がある。要するに沢山虐め、沢山甘やかし、また沢山虐め、また沢山甘やかす(笑)。これによって強い民族、強い精神、磨き上げられたモラルが作られる。更に強大な敵を外に作る。それにより集団は精神的にまとまる。日本という国土はそれが効率よく行われる国土であったのである。

東日本大震災の際、暴動が起きなかったと世界の人が驚いたらしいが、今までの議論を踏まえてくれば特に不思議なことでは無い。最大の敵は神様なのだ。内輪でチマチマと喧嘩している場合じゃないのだよ。まぁこれは確かに、中国、韓国、北朝鮮の言うところの軍事文化って奴かもしれない。ただし敵は人間などではなく、強大な力を持つ神様だがな。

そういう観点から民族の強さというものを考えてみると、日本以外に、イギリス、ドイツ、ロシアも、似たような環境だったのかもしれない。そういえば、国民性は似たところを感じるかな。

ある意味、最も愛されてきたのかもしれないね、日本人は神様に。

日本人がなぜ強いとかいう、海外のピント外れの解説をいくつも読んで悶々としていたところだったので、ちょっと書いてみた。

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