2012/02/28

経済素人の書くJB Pressという経済誌w

まずはJB Pressの記事をどうぞ。

この記者は判っていて書いているんだか、本当に判ってないアホなのか。

  1. まずサムソンはその株主の半数は外国人だ。通貨危機の際の後遺症が未だ残っているんだな。だから巨額の利益が国外へ流れていく。
  2. サムソンは韓国国内向けへはその独占的地位を利用して、「韓国民は」非常に割高な商品を買わされている。そして、韓国外へは安く売っている。
  3. サムソンは韓国政府に守られている。多額の補助金、優遇制度、ウォン安政策等々。
  4. 韓国国内から吸い上げた利益と、韓国政府に守られている(=韓国国民の税金投入)ことをバックに、外国にダンピングを仕掛けている。実際サムソンではDRAM部門は大赤字だものw
一方、日本の企業はどうなのか。まず、円高に対して政府が無策である。いや、やっているふりして無策以下のことをしている。だって、円高対策に対して、政府が取り得る手段は大きく分けて二つだ。
  1. ひとつは、円を刷り薄めること。刷った円は、公共事業としてインフラなどの固定資産を形成すればいい。
  2. もう一つは、相手方の通貨(あるいは国債)を買うこと。
二つの手段とも、結果として円は安くなるが、その本質的な意味が全く違う。現民主党政権は、中途半端な手段(2)を行っている。ドルを買っているんだな。ドルは現在、通貨量を増やすべくがんがん刷っている。ドル建ての米国国債をなぜか日本が買っているんだな。これはどういうことかというと、日本国が米国にお金を貸してやっている。デフレの国が他国に金を貸しているんだ。日本国のデフレにとってはマイナスだ。手段(1)をとった場合には、金利の安いデフレの時期にインフラなどの公的資産を整備を安くできるし、もちろんデフレ対策にもなる。民主党のやっていることは、無策どころかマイナスなのだよ。
更に、日本の企業は、国内で複数あり、熾烈な競争にさらされている。その代わり、その商品を選ぶことのできる日本国民にとっては商品の価格は民主的な神の手により引き下げられる。当然、「企業」としての利益は出ない。また、サムソンほど株は外国人には保有されていない。ソニーみたいな半外国資本の企業もあるがね。
これはまさに、三橋貴明氏の書いた「サムソン栄えて不幸になる韓国経済」そのまんま何だな。

これ、民主党につぶされたとも言えるね。しかしJB Pressの記事では全く触れていないww ネットだからとりあえず読んでやっているが、金を払ってこの雑誌を買う気には全くならないな。経済素人のはずの俺以下の記者が書いている記事に金なんか払えるかよ。

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