社会評論家・小沢遼子氏が御嶽山の救助中止を非難「自衛隊は軍隊じゃない」
2014年10月4日 7時0分 トピックニュース
社会評論家の小沢遼子氏が自衛隊を痛烈非難 「自衛隊は軍隊じゃない」なんか勇猛果敢だったら軍隊!みたいな理解を小沢遼子はしているみたいだが。俺が救急救命士とかと話した際に理解したニュアンスと全く違うぞ。
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3日放送のラジオ番組「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)で、社会評論家の小沢遼子氏が、御嶽山で行方不明者の捜索を中止した自衛隊を非難した。
先月27日、長野県と岐阜県の県境に位置する御嶽山(おんたけさん)が噴火し、これまでに登山者47人の死亡が確認された。
3日現在では、約20人の行方不明者がいるとされており、自衛隊が捜索を行う予定だったが、雨の影響で中止となった。江渡聡徳防衛相は3日午前の会見で「特に雨がきついので、土砂崩れなどが起こったりして2次災害がないことを祈っている」と理由を述べている。
そうした状況の中、小沢氏は「今日も中止しているでしょ?危ないとかって言うんで。自衛隊の人達が一生懸命やってくださっている。だけど度々中断しているじゃない。『あ、やっぱり日本は自衛隊なんだ』って思いましたよ」と、話し始めた。
森本が「どういう意味ですか?」と訊ねると、小沢氏は「これはイスラム国に行って、いつ爆弾が飛んでくるかわからないところに人助けに行けるようなあれじゃないと。だからきっと安倍さんも見ていてね、国会で集団自衛権の問題は言わないじゃないですか。あれは無理でしょう」と、集団的自衛権の問題に絡めた。
続けて小沢氏は「アメリカの潜水艦がやられているところに突っ込みます?上から石が落ちてくるかもしれない。風が吹いてくるかもしれない。毒ガスの臭いがするかもしれない。それで近づけない軍隊は軍隊じゃないですよ」と、自衛隊の姿勢を痛烈に非難。
さらに小沢氏は「私は安心しました。これは無理だと。むしろ日本でこういうことがあったときに、ガスマスクだとか、ヘルメットだとか。そういうものを持っているレスキュー隊として活動していただくのが自衛のためには一番です」と持論を展開。
森本は「本当にね。ちょっとの風が吹いたり、雨が降るとやめちゃう自衛隊だったら、そりゃ戦時のところには行けないっていう理屈ね」と小沢氏の発言をフォローした。
災害現場に「助けることができる人たち」、自衛隊かもしれないし救急救命士かもしれない、が
これが、災害現場の現実なのだそうだ。処置する人と、放置しておく人に、次々とラベルを付けていくんだそうだよ。黒ラベルされたら放置決定。
さて、噴火している火口に、1週間いて生きていると思うか?自衛隊員の命と天秤にかけて、自動的に「黒ラベル」だろ。
小沢遼子の自衛隊、軍隊でもいいんだが、そのとらえ方自体が間違っているんだよ。軍隊程、あるいは軍隊に近い組織になるほど、「情」は関係なくなるんだ。命を冷徹に天秤にかけるんだよ。そこに、勇猛果敢や、かわいそう、って概念は排除されてくるんだ。小沢女史は、軍隊ならば卑劣に勇猛果敢、自衛隊なら根性無し、ってレッテル張りしたいんだろう?そこには、子供のような、自衛隊嫌い!って認識しか垣間見えない。
自衛隊の戦車が何で噴火の災害地に行く?等とたわけたことを言っている評論家もいたな。何の評論家かしらんが、アレも似ている。あの状況を、災害のプロが、あるいは軍人が、評価して、行くなら装甲車だよね、と決定したわけだ。そこに、おまえに何がわかるっていいうような声のデカイだけの評論家が、一々物言いをつけているのに腹が立つ。
まあ俺がちょっと考えてもさ、水蒸気爆発していて、硫化水素ガスが出ていて、火砕流の可能性もあって、完全に現場に行けなくても少しでも現場に近い位置に安全地帯を確保するという事を考えるなら、アルミ製ではなくて鋼鉄製(アルミは高温で強度が低下する)の、装甲車(タイヤは使えない、BC兵器に対処できなくてはいけない)、高温にも短時間なら(時間と温度の兼ね合いだろうが)耐えられる、火山弾にも少しなら耐えられる、となると、鋼鉄製の装甲車を選ぶだろう。ただし、どこまで最前線に出向けるかは、その時の火山の状況に応じて、逐次前進したり後退したりを繰り返す必要があるだろうが。
この評論家って商売は、何にでも文句付ければいいと思っているのかね。テレビがチヤホヤしすぎたのが勘違いの元なんだろう。素人のご意見なんて聞いちゃいないんだよw プロのご意見や解説が聞きたいんだ。かわいそうねー、そうねー、なんて井戸端会議をテレビで見せられるから、TVのスイッチも消せってことになる。
そういえば、もう、半年以上TVは見ていないなぁ・・・
(追記)
御嶽山への自衛隊派遣、口を挟むとサヨク?(東洋経済)東洋経済のご意向に沿う「軍事ジャーナリスト」からの援護射撃きたw
いや、頑張って自分たちの意向に沿うご意見の「軍事ジャーナリスト」を探してきたというべきだろうか。一応きちんと読んで見たが、JSF氏のご意見の方が圧倒的に説得力あるなぁw
ジャーナリスト様であっても、見当外れなご意見はきちんと批判しなければならない。批判を許容しないその姿勢こそ言論封殺だろう。加えて問題なのは、影響力とタイミング。一応TVに顔出している評論家様なんだろう。だとしたら、その意見、発言には責任を持たねばならない。文句付けるだけ文句付けて、批判されると発言撤回して、「せんもんかじゃないしぃ~」、でケツまくる。これが、責任を持っている事になるのか?もう一つ、タイミング。今、現在進行形で作戦行動中なのだよ。全てが終わった後に、その作戦内容について検討がなされるのは確かに大切だが、今の時点で、影響力の大きい者が無責任な発言をするべきじゃ無い。全く、大人のやることじゃないよ。だからネットで批判されているんだよ。東洋経済はそんな事もわからんのかね。俺の中で、随分と報道機関としての株が落ちたよ。まあ、最近は提灯記事ばかりで、噂話、あるいはそう書いて欲しい誰かがいるのね、位にしか捉えていないがw
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